Innovation

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2021年度 (令和3年度)

土木

ほ場整備事業におけるICT施工

弊社では、ほ場整備工事の現場にて
営農現場における経営規模拡大への対応の1つとして
ドローン計測、ICT建機施工、3次元データ等をフル活用した生産性向上を目指しています。


■ほ場のデータ化

令和2年度に弊社で施工した経営体 峰延第2一期外1地区 42工区では
広大な面積を対象とする現地のフィールド全体をデータ化し、
農地の構成パーツであるほ場面・暗渠排水・用水路・排水路・耕作道路などを点群データで再現しました。


RTK搭載ドローンによる高精度計測


点群データで現地を再現

さらに、作成した3次元設計データを利用して
ICT建機の3Dマシンコントロールやガイダンスを運用しています。


3次元設計データの利用


ICT建機の利活用


■3次元データ活用

3次元モデルと現況地形データ等の統合を行い、それらの情報を活用した
シミュレーションや検証を行うことで、早い段階で問題点の改善を図ることができます。
また、完成イメージをビジュアル化することで現場の手戻り防止や
スピーディーな合意形成を実現でき、受益者理解を高める手法をして有効です。


3次元データを活用した立会い

近年はAR(拡張現実)の活用も進めており、
タブレット端末を通して実際の現場と3Dパーツを重ねて投影することで
情報が可視化され、工事関係者間における不足の無い合意形成が可能となっています。


AR(拡張現実)の活用


本取り組みに関する寄稿文を
JCMレポート2021年9月号にて掲載いただいています。

掲載情報については当ホームページ【外部メディア掲載情報】
にて公表しておりますので、ぜひご覧ください。

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