Innovation

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2021年度 (令和3年度)

建築

新築工事におけるICT活用

(仮称)片桐機械株式会社三笠営業所新築工事にて
ICTによる施工効率化および、BIMによる打ち合わせの効率化に取り組みました。


着手前 施工計画段階においては、
3次元設計データを活用し、3DCADのウォータードロップ機能を用いて
詳細な表面水の流路・流末を確認しました。

≪ウォータードロップ機能により表面水の流れを確認≫

整地作業には、施工面積が広大かつ高精度な土工技術が要求されることから、
施工性向上のためマシンコントロール機能を搭載したICT建機を導入。

≪ICT建機の稼働≫

施工途中においても複数回UAV計測を実施し、
詳細な出来高を把握することにより資材使用量の細かなチェックを実施しました。
 
≪UAVを用いた土量の算出≫

ヒートマップによって土工の出来形管理を見える化。
 
≪舗装後出来形計測 オルソ画像(左) 標高画像(右)≫


≪完成後 UAV空撮≫


そのほか、内装検討資料としてBIMによる3Dモデル(パース)を作成。



≪BIMを活用した内装検討・資料≫

床、壁、天井、住設機器などの内装を3D上でトータルコーディネートすることで
全体像を確認しながらインテリアを検討することができます。
3Dモデルをもとに片桐機械様・工事関係者全員が同じ形状を認識することでイメージの食い違いを防ぎ、
完成形状を共有することで打ち合わせの効率化に取り組みました。


2021年8月6日には現場敷地内において片桐機械様が保有するICT建機の見学会を実施し、
弊社社員からは現場概要のほか、ICTの取り組み内容について紹介させていただきました。

≪現場概要を紹介≫

チルト型マシンコントロールバックホウや杭ナビショベル、マシンコントロールブルドーザ等が展示され、
デモヤードではICT建機のデモンストレーションが行われました。
 
≪ICT建機 デモンストレーション≫

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