Innovation

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2024年度 (令和6年度)

土木

国土交通省 インフラDX大賞 優秀賞「現場コンシェルジュによるプロセス革命」に関する取り組み

令和6年度 インフラDX大賞
「i-Construction・インフラDX推進コンソーシアム会員の取組部門」で優秀賞を受賞した
弊社の「現場コンシェルジュによるプロセス革命」に関する取り組みをご紹介します。


■取り組み概要

本取り組みでは、スマート農業と基盤整備が進む農業生産拠点地域において、
利害関係者をデジタルデータで結び、データの社会循環を実現するための
統合情報プラットフォーム「現場コンシェルジュ」を自社開発しました。

「現場コンシェルジュ」を活用し、事業ニーズに応じたカスタマイズを行うことで、
自由度の高いデータの社会情報循環や施工プロセスの変革を実現しました。
これにより、従来では難しかった複数工事における業者間連携、工期・品質の統一、
リソース共有による全体最適化を実現するとともに、農業受益者へ有益な情報提供を行っています。


■現場コンシェルジュについて

統合情報プラットフォーム「現場コンシェルジュ」には、
3Dデジタルツイン(地形データ、3次元設計データ)、予実管理データ(資材納入実績データと施工実績データを統合)、
フロントローディング、ボトルネックの抽出(BIM/CIMシミュレーション)、
各社工程共有データ(デジタル共通工程表)等が集約されています。
これらを統合的にマネジメントすることが可能であり、i-Construction2.0ICT施工 StageⅡの推進に貢献します。

また、農業以外のプロジェクトや社会資本・公共サービス事業にも応用可能で、全国的な展開が期待されています。
将来的には、計画→調査・設計→施工→農業生産→維持管理のあらゆる場面で活用できるプラットフォームとして、
普及・活用の場をさらに広げていきます。


〈参考資料〉


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