2021.12.20
(仮称)ブランシエラ札幌円山北計画新築工事
お疲れ様です。現場職員の杉澤です。
冬のコンクリート打設は特に気温に気を付けなければいけません。
気温が低い中でコンクリートの打設を行ってしまうと、コンクリートの強度が出なかったり、
うまくコンクリートが固まらなかったりなど悪影響が出てしまいます。
コンクリート打設前に雪予報が出ていると不安な面が多くあります。
明日は天気大丈夫かなぁ、吹雪にならないかなぁなどの気持ちの面や
除雪、躯体を暖めるための灯油の給油、型枠内の氷溶かしなどの仕事の面など
段取りの数が多くなってしまいとても大変です。
そこで現場では上屋と呼ばれる屋根をかけて外周足場にシートを貼り、熱を逃がさないようにし躯体全体を暖めることで
コンクリートの品質管理を行います。
今回は打設に伴い簡易上屋を設置しました。
簡易上屋とは、単管とブルーシートで簡単に組立・解体ができる上屋になります。
簡単に組立の流れを紹介しようと思います。
まず単管で骨組みをして・・・
雪の重みで屋根が崩壊しないように足場板を流して・・・
最後にブルーシートを貼って完成になります!
上屋をかけることによって雪と気温から躯体が守られ、品質の良いコンクリートを打つことができます。
雪がまだ少ないこの時期はこの上屋で大丈夫ですが、厳冬期にはこの上屋では持ちません。
そこで大きなパネルで屋根をかけて上屋を作っていきます。
当現場でも設置をしますので今後のブログで紹介できればなと思います。
今年も残り2週間となりました。
いいお正月を迎えることができるよう残り2週間頑張っていきます!