4月に入ったものの、3月末程の暖かさが恋しい現場代理人の大見です。

思った程気温が上がりませんが、現場の方は順調に推移しております。
今週からは外部足場が東面から順に解体が始まりました。
約21ヶ月に及ぶ工期の中で何度か訪れる胃が痛くなるタイミングの中でも
一番胃が痛くなるのがこの足場解体の時期です。
職人さんは安全帯と呼ばれる保護具を使用して、万が一にも備えて作業をしておりますが、
少しの気の緩みで重大災害の発生が起こりうるタイミングである事や
実際足場が無くなってから、「あっ、あそこに○○がついてない！」等があれば
また足場を組むのに費用も時間もかかるため、事前に何度も何度も何度も確認しますが
それでもやっぱり万が一と考えると胃がキリキリします。

ただ、毎日の様に建物の中、足場の中で仕事をしていても、
特に外回りはシートに囲われ、シートの中にいても足場に区切られており
部分部分しか確認できない状態にあります。
なので建物全体を確認できるこのタイミングは個人的には一番胃が痛く、一番感動するタイミングでもあります。
解体は来週末頃迄となりますが、解体が終わり建物全てを見渡せる時に
これまで18ヶ月の苦労が報われ、感動を味わえるように
まずは最後まで無事故無災害を達成出来るように、気を引き締めて作業を進めて参ります。