2023.07.19
札幌ステーションスクエア
おつかれさまです。
現場代理人の黒畑です。
だんだんと暑さも強くなり、ここ数年は湿度も高く非常にこたえます・・・
年々この時期の雨も強く、長くなっているので梅雨なのでは?と思っておりますが
マンションの工事現場では上階では躯体工事を進めていく中で
下階では仕上げ工事が進んでいる階に水が行ってしまうと
一大事なので雨(水)養生には非常に気を使います。
ブルーシートやポリ管をつかって水の通る道を作ってあげたり
簡易的に土手を作って水をせき止めたりと多分他の会社さんでも
色々な工夫をしていると思います。
たまに違う現場に行ってみるとこんな良い物(方法)が有るのか!
と、目からウロコが落ちることも多々あります。
年々、技術が発達してどんどん便利なものは出てきますが昔ながらの
職人さん・技術者さんの知恵と技を見ると建築って面白いなと思います。
雑談が長くなりましたが、現場の状況は躯体工事が現在7階の施工中で
内装工事はモデルルームオープンに向けて取り急ぎ2階が先行して進んでおります。
ガランとしていた1フロアに間仕切りの下地が立って、石膏ボードが貼られ、
いよいよ仕上げ物がこれから取り付けにかかります。
毎度のことですが何もなかった空間が出来上がってくるとワクワクします。
写真は住戸間の間に有る耐火間仕切というものですの写真です。
通常の部屋の間仕切りの壁とは違いボードの層が厚く、グラスウール(吸音材)等が
仕込まれた物(他にも仕様・種類は色々あります)で建物によってはコンクリートの壁
だったりもしますが、今回の物件はこういった耐火性能・遮音性能を兼ね備えた認定品の
乾式間仕切りという物で施工されています。
共同住宅ですのでお隣さんへ生活音がなるべく気にならないようにと、
仕上がってからは見えては来ませんが色々と考えられて施工されております。
着工してから早いもので8ヶ月が経過しました。
大掛かりな工事は年内にあらかた終わる予定ですがもうしばらくお付き合いお願い致します。