2017.06.19
(仮称)アルビオ・ガーデン手稲駅前新築工事
Sです。
先週、17日(土)に高層棟2階のコンクリート打設を行いました。
さて、コンクリートを打設するまでには、たくさんの工程があります。
そのうちの一つ、梁(ハリ)配筋です。
梁(ハリ)とは、柱と柱のあいだに架かり、屋根や床を支える大切な構造体です。
梁の組立てですが、鉄筋を組んでいくときには、梁の型枠から浮かして鉄筋を組んでいきます。
梁のよこに、三角に開く台をおいて、パイプで浮かして組んでいきます。
ただ、ここの鉄筋、かなり重いです。
一番上の鉄筋に逆さまですけど38と刻印されてます。
鉄筋の太さが38mmということです。(1mで 約9kgもあります。)
これが束になると、何百キロ、何トンにもなります。
その梁を持ち上げて浮かさなければ、パイプが抜けません。 のでジャッキをつかいます。
門型のジャッキで鉄筋を浮かして、パイプを抜いて、型枠のなかに落としていきます。
これが梁落しです。
ジャッキが2種類あるの気がつきましたか?
手前のジャッキは既製品ですが、奥のジャッキは鉄骨で作りました。
あまりに梁の鉄筋が重たくて、既製品のジャッキだけでは壊れてしまうからです。
こうして、浮いていた梁は型枠の中に納まり、コンクリートに隠れていきます。
最近は天候にも恵まれ、工事は順調に進んでおります。
これからは暑さとの戦いもあるので、職人さんの体調に気をつけながらの工事になります。
わたくしごとですが、最近タケノコが手にはいる機会がありました。
焼きタケノコでおいしくいただきました。
季節のものはいいですね。