- 2008年1月 3日 18:13
午後から「読み」の整理学を読んでみると
この本のエピローグが面白い ♪
タイトルは「桃太郎」解説
良く聞く「おじいさんは山に・・・、おばあさんは川へ・・・」
良く知っている話であるが
それはアルファー読み(聞き)であり
ベーター読みで童話を解釈するとこうなる (笑)
①おばあさんが拾いに行ったモモは、果実ではなく「若い女性」
流れくるモモは近所のモモではなく遠くのモモであるところが大事
何故なら
その地方では弱い子供が多くて困っていた
→近親相姦が理由である事も経験によって知っていた
つまり、この話は「近親結婚の危険を広く人々に知ってもらう為」
にお話にして広めたものだ
②イヌ、サル、キジは互いに犬猿の仲、
和平に向けて協調するなど金輪際あり得ない
アメリカの大統領であっても散々苦労している状態だ
しかし桃太郎にはもっと高度な政治力があったのだ
三者を集めて和平会議しても無理は先刻承知
イヌと話を付け主従の関係を確立、ついでサル、キジ
「キビダンゴ」も巧みに使う
同じボスに従う三者はかつてのように互いに争いはしない
力を合わせクーデターなど起こす事の無いように
鬼が島の不正を正すという大儀名分をたて
三者の結束と桃太郎の支配権の強化を図りつつ
世のため、人の為に多くの事を成し遂げたのでした
な~んて
こんな解釈は正しいかどうかは別として
素朴な話の裏に伝えようとするメッセージがあるのではないか、と
考えベーター読みをしてみようという
そこに新しいものを見いだす喜びを感じようというものであった
おもしれ~!
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