2017.02.08
ル・サンク二十四軒公園新築工事
こんにちは。
現場職員の加藤です。
こちらの現場では3工区に分けて基礎工事を進めています。
先日1工区のほうの検査関係が終了し、現在1工区で型枠建てこみ中2工区で鉄筋組立てを行っております。
半月前までは杭頭補強筋を溶接してるだけで
ほとんどなにもなく歩きやすかった現場内ですが・・・
現在はこのように大きい梁と柱の鉄筋が組立てられています。
こうして写真をみると工事が進んでいるなあと私も実感します。
今回はブログのタイトルにもあります圧接工事について説明したいと思います。
簡単に言うと建物を支える上で重要な柱や梁の鉄筋を1本につなげるために高温で鉄筋を溶かし、
圧力をかけながら繋ぎ合わせる工事です。
こうやって熱を加えながら圧接機で圧力をかけて鉄筋を繋ぎます。
圧接直後は火色に光っていてきれいです!
この圧接部分の玉の大きさなど鉄筋の種類や径によって異なります。
こうやって圧接した部分は実際にちゃんと空洞などなくくっついているかを超音波を使って
検査しています。
本当は圧接をしないで長い鉄筋をそのまま使えたら一番良いのですが、鉄筋の組立ての問題上かなり厳しい
です。あとここの建物は14階まであるので柱など1本の鉄筋で建てようと思うと40m以上のものを使用
しなければならないのでそんなに長いもの現場に運ぶ手段がありませんので・・・
なので柱は毎フロア圧接して繋いで最上階まで繋がっているというわけです。