2022年度 (令和4年度)
社員教育
砂子組本社敷地内のスペースにてICTを用いたスノーアートおよび雪の滑り台制作に取り組みました。
■ICT測量器によるスノーアート制作
ICT測量器を使用することで、通常必要であるコンパスや歩測が不要となります。
端末モニターに自分の位置とCAD図面を重ねて表示することができるため、
モニターに映し出されるCAD図面に合わせて雪上を移動しながらデザインを描画しました。
≪ICT測量器上に設計データと現在地を表示し雪上に雪踏みで描画≫
■ICT建機による雪の滑り台制作
滑り台の位置情報を取得し、ARで現地に3Dモデルを投影して完成形状やスケールを確認しながら制作しました。
施工にはマシンコントロール搭載のICTバックホウを使用し3次元設計データをもとに整形。
建機で施工できない箇所の調整は手作業で行いました。
≪タブレット端末(AR)を施工箇所にかざし、3Dモデルを現地に投影≫
壁面にはシャーベットを貼り付けロゴマークを装飾しました。
≪SUNAGOロゴマーク≫
完成後は「砂子雪まつり」として地域の子どもたちをお招きし、
雪の滑り台でのソリ滑りなどを体験いただきました。
本取り組みは昨年度に引き続き、若手社員教育の一環として実施したもので
雪まつり会場(スノーアート、雪の滑り台制作)をひとつの現場と見立て、
若手が中心となり計画や準備、データ作成、ICT活用の全工程の作業にあたりました。
今回は1年目社員が「現場代理人」を務め、スノーアートや滑り台のデザイン、滑走の際の角度計算のほか
制作時の現場準備、作業指示、雪まつり対応を2年目社員と共に主導しました。
≪1年目社員(左)が「現場代理人」として現場監理を経験、2年目社員(右)と共に現場を進めた≫
2021年度の取り組みはこちらからご覧いただけます。