- 2008年2月24日 09:53
昨晩からの強風が止んでいません
きのうは「柳ー」に誘われて
14:00から夕張の「市民研修センター」へ
作家 佐々木譲さんによる「夕張への提言」という講演会
主催は「これからの夕張を語る会」
今、注目されているニセコ(ひらふ地区)は
オーストラリア人に発見されたオールシーズンリゾートであり
なんと、ニセコもひらふエリアのみ「大資本」が入っていない
地元の方々が工夫を凝らし、個性あるアイデアを出し合った結果
個性あふれた面白い街となり成功している
問題もあって、倶知安町の冷ややかな態度、乱開発への懸念がある
地理的には、国際空港(千歳)、札幌から遠いというデメリットも・・・
そこで、夕張のアドバンテージ を考えてみると
水が豊(夕張川、シューパロ湖)で、温泉もある
札幌には近いし、国際空港(千歳)にも近い!
そこで提言となる
札幌市民の「隠れ里」、アジアの「ひなびた田舎」 とはなれないか
親水リゾート(水を活かす、カヌー・・・) 、セミナータウンとなれなれいか
特に、「セミナータウン」は小さな資本で可能となるし
大きなサイズは不要
札幌、京都 のようなコンベンションではないく
それより小さな集団へ対応し、毎日どこかでセミナー!
大きな施設は必要ない 宿泊のできる「合宿所」 がいい
ターゲットは、外人が60代~であろう
と同時に小さなエリアにまとまり暮らすコンパクトシティー
小さなエリアにまとまると行政、住民にメリットがある
小さくまとまって暮らすほうがずっと暮らしやすいのではないか
再建団体となったことを逆手にとって、小さな集落へまとまっていけないものか
こんな提言もイメージしながら
「夕張再生」を模索する
なるほどとは思うのだけれど
何をするにも今の「再建計画」が足かせとなってはいないだろうか
この再建計画は、国や道への「借金返済計画」であって地域を再建するものではない (汗)
再建計画を壊さなければ「地域再生」はできないのでは
どこの旧産炭地はどこも同じだが
原点は「国策(エネルギー政策)」の犠牲となった訳ですが
地域と行政がここでひとつにならないと地域が壊れる。
「再建計画」のままだと10年後には街は死ぬだろう
行政サービスが0となるだろう
それで良いのでしょうか?
地域のみんなも考えなねればいけないんだよね
間違いに気付いた(再建計画を見直さないという事を公約した市長を選んでしまった)のであれば
早急に改善を求めるべきであろう
コンパクトシティー化を国と取引すれば良いのでは ・・・
ひとつだけ確信を持って言えるのが
大資本丸抱えの夕張再生はない
再生の可能性があるとすれば、自立した夕張市民ひとりひとりと、そのネットワークだけだ
80名程度の小さな集まりではあったが
実に和やかで活気に満ちた集いでした
外部の人間に頼らず、自分達の思い出再生を目指して欲しい
ここのみんなに市政を任せれば
「再生」できるかも知れないな~と、本気で感じたのでありました。
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