
ICT化促進の取り組み
IT(情報技術)に通信コミュニケーションを取り入れたICTという概念のもと、
「ICTの全面的な活用(ICT土工)」等の施策を建設現場に導入することによって、
建設生産システム全体の生産性向上を図り、もっと魅力ある建設現場を目指す取組を行っています。
具体的には、ドローン等を利用した測量データから3Dモデル化を行い、
完成品の3Dモデルと統合しマシンコントーロール・マシンガイダンスを駆使して
トータル的に施工(土工)を行う仕組みです。

SG-L-net(砂子組グループ女性技術者ネットワーク)の活動
平成27年より発足した、グループ企業の技術系女性職員同士の会社・業務の壁を越えた交流を重ねることで会員間相互の理解を深め、女性視点でのグループ企業の社内環境の改善、働きやすい職場環境づくり、地域への貢献、業務関係知識、技術力の向上を研究する集まりです。

災害協力協定の締結
平成17年に(社)空知建設業協会と旧北海道札幌土木現業所の所管工事の災害時の協力体制に関する実施協定の締結により、
当社の防災協定が開始されました。更に同月に、北海道との災害時の協力体制の実施協定に参画し、
翌年には奈井江町とも災害防止協定が締結されました。その後、平成21年に北海道開発局札幌開発建設部とも災害応急対策業務の協定が締結され、
社会資本整備とともに、「地域とともに社会を守る」ことを目指し、各種災害防止協定を各種自治体と締結しています。
なお、河川の増水時には水害対策として、奈井江町の高島地区の排水機場の操作運用を行っております。
平成23年3月22日には北海道建設業協会を通じ東日本大震災の被災地に救援物資を届けております。

ISO9000認証取得
PDCA(計画、実行、検証、改善)サイクルによる「継続的改善」を企業文化として定着させる事を目指し、
平成10年8月に取り組みが開始され、翌月に準備委員会を結成されました。
マニュアルの策定を行い、平成11年11月11日にテストラン開始。翌年平成12年8月に審査機関SGSより認証取得いたしました。
以後、規格の変更もありましたが、人材育成、部署間のコミュニケーションという視点から運用されています。なお平成24年3月に審査機関をNJCSに移行しています。

建設業労働安全衛生マネジメントシステム(COHSMS)
平成11年4月に旧労働省より「労働安全衛生マネジメントシステムに関する指針」が告示され、
それに基づき、平成16年に国交省の事故防止重点対策に導入促進が明記され、それに伴い当社も「人材育成」を
主眼に平成18年3月より準備員会が組織されました。
その後、平成20年に試験運用が開始され、
平成22年3月に建設業労働災害防止協会より、空知管内初の建設業労働安全衛生マネジメントシステム(COHSMS)の認定を受けました。

CCPM(Critical Chain Project Management)
工事の目的・成果物・成果基準を明確にし、目標を定めることから始まります。
工程は各作業項目ごとに細かく分け、作業日程は余裕をなくした50%の確率で達成できる状態で施工計画を行い、
余裕があった部分はバッファという形でまとめて管理し、不測の事態はバッファを消費する形で対応する手法です。
工程が予定通りに進めば工期の短縮につながり、現場が工期・目標を意識しながら作業を進めることができます。
平成16年より土木工事に導入され、今では土木・建築の全現場で実践され成果を生んでいます。

土木学会における活動
平成16年より、新技術の習得や業界の発展を目指し、道内の大学や研究機関と共に、
土木学会への論文の発表を行っております。

春の研修会
平成11年に土木部春の研修会と銘打ってスタートされ、建築部が加わり春の研修会に名称変更されました。
現場からの技術的な話や苦労話・収支等がプレゼンされ、不具合に対する注意点が議論されたりします。
若手からの疑問や仕事に対する心構えをディスカッション形式で議論されたりもしています。
担当からの生の声が聞けることもあり、部門間の情報の共有・人材教育に役立っております。

部活動
部員数27名で『楽しく・元気よく!』をモットーに活動しています。砂子組だけではなくグループ会社等からの参加もあり、良いコミュニケーションがとれています。
戦績ですが…全国大会までつながる大きな大会に限ると、昨年から3大会連続で南北海道大会出場まであと1勝。つまり準優勝…。
目標である南北海道大会出場に向けて練習を頑張りたいと思っています…。決起集会も定期的に行っています…笑