- 2008年3月29日 23:23
価格が形成されている中身(構造)を考えずに、
価格を下げるとどうなるのか?
目先の安さに釣られるとそのツケは必ず回ってきます。
「安ければ、なんでもかんでもOK」という論議にはならないのです。
市場原理主義の論理では「和」を保たれないから政治が存在するのです。
このことを国民に示せなくては政治国家の意味がありません。
道路税にしてもそうです。
暫定税率が廃止されることで、国民はどのようなサービスを失うのか?
この部分が示されていません。
多くの国民にとって税金は、「取られている」という感覚になってしまいます。
その支払った税金からフィードバックされているサービスは、
生活の中であたり前すぎて実感が無くなっているのです。
暫定税率を廃止してガソリンを安く提供し、
「私達が安くしました!」と、人気取りを目的としたような
民主党のやり方は、政治とは言えないお粗末な考えだ!
としか言いようがない。
日本の将来に、地方地域の将来に、何が必要なのか?
深く考えてほしいものです。