- 2008年6月20日 06:46
- 日記
5時30分、今朝はどんよりとした雲空の奈井江町です。
昨夜は時おり勢いよく雨が降っていましたが、
今朝は雨も上がっていますが、ちょっと蒸す感じです。
朝刊を読んで公共工事の適正価格について考えていた。
公共事業とは、公共工事の適正価格とは?
どうもこの辺の論議を通り越し、とにかく価格競争をして、
より安い金額で受注することが一般競争の原則となっています。
会計規則の原理は価格勝負なのです。
その原理原則が税金を有効に使う公共事業であるあかのように報道されています。
本当にそうだろうか?
オイラがいつも話をしている公共工事の特徴は、
・現場は社外にあり、社内外と現場の連携が不可欠である。
・自然環境に影響を受け、同じ現場は二つと存在しない。
・オーダーメードのモノづくりであり、人の資質に大きく依存してる。
上記の特徴をもつ公共事業は、なにを重要視する必要があるのか。
一般競争による受注紛争はダンピングが相次ぎ、
予定価格を大きく下回る低価格入札が頻発しています。
これを、「一般競争の成果だ!」としてメディアで評価する評論家がいます。
オイラ的に言わせていただくと、おめでだい人達だよ。
低価格受注の成果とはなんなのか?キッチリと証明してほしいね。
それも短期的な評価ではなく長期的に考えて、品質が確保され、
地域が活性化される証明を分かりやすく証明してほしい。
オイラが言いたいのは、会計法に縛られる一般競争という
価格競争の姿勢は、公共事業のあるべき姿とは言えない。
とは言え、公共事業の予算は税金である難しさがそこにあります。
しかし、価格競争だけでは、「信頼」は構築できませんよ。
この辺については、また後日に書かせていただきます。
そろそろ出社の準備をします。 では。
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