- 2008年12月22日 07:55
- 日記
6時、奈井江町の朝は雲り空。
降雪5ミリ。相変わらず雪の少ない奈井江町です。
今日は、定例の部署の責任者会議なのですが、
全員で会議室を出て、現場に直行です。
我々建設会社は、現場が中心であり、人中心の職場です。
よって、2008年最後の責任者会議は現場へ行き、
現場屋魂を燃やし、午後から会議をすることにしました。
さて、今朝の遠吠えは景気の落ち込みにより製造業を中心に
行われている大幅な人員削減について。
人員削減(特に派遣社員切り)に対し、
「企業倫理が欠落している」などと、マスコミはこぞって、
派遣社員の契約切りに対して企業をバッシングしています。
もちろん働く意思があり有能な派遣社員にとっては、
納得できる話ではないと思いますが、
これが市場原理主義を選択した新自由主義経済の正体なのです。
もっと分かりやすく言うなら、これが小泉構造改革の呪縛だ!
と、オイラは思うよ。
新自由主義経済の根本的な考え方は、
仕事の目的は金を稼ぐための手段であり、
会社とは、お金を稼ぎ出す装置。
ということは、
そこで働いている社員は、お金を稼ぐための道具でしかない。
上記を認めて働くということは、景気が悪くなると
まっ先にカットされるのが、「人」なのです。
社員の給料は固定費ではなく、変動費として考え、
信頼や人間的な「情」や「絆」の無い機械的な組織が
新自由主義なのだと痛感するのでした。
「和」を重視しる日本文化にはそぐわないのだ。
と、今更ながら思う。今日この頃です。
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