- 2009年5月27日 08:22
5時、奈井江町の空は曇り空。 気温12度。
久しぶりに建設業界の課題について、遠吠えさせていただきます。
最低価格落札の原則および予定価格上限拘束の原則とは。
建設業関連の方々はスグ理解できると思いますが、これは、
会計法に則り、入札制度に定めれた原則であり120年間もの間
あたり前のように引き継がれてきました。
実は今この原則に建設業界は苦しめられています。
苦しめられているというより、今の時代にそぐわない原則だと思うよ。
公共工事は一般競争から指名競争、指名競争からまた一般競争が復活し
現在は総合評価方式となり、価格と技術(品質)の総合評価により
落札者が決定しているのですが、現実的には価格競争に陥いり
「最低価格の原則」および「予定価格上限拘束の原則」
この呪縛から解き放たれることなく、自ら首を絞めている感じがします。
品確法(公共工事の品質確保の促進に関する法律)が試行されてから
4年が経ちました。
公共工事の品質確保と「最低価格の原則」「予定価格上限拘束の原則」について、
もっともっと考え議論し、より良い方向に変化させる時期が今だと思うよ。
建設業の信頼回復と元気回復の重要なポイントです。
オイラ達、北の大地の建設業界会長もだい6代目の新会長が就任されました。
新会長の岩田圭剛氏曰く、
「社会が大きく変わる中、その変化を見極めながら、皆さんと協議しながら、変えるべきものは変えていきたい」
との考えを示してくれました。
ちゅーことで、オイラもオイラなりに頑張るよ!
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