- 2009年10月 2日 13:30
- 日記
6時、奈井江町の空は青空。 気温10度。
久しぶりに本を読む。
山本七平の「人望の研究」
この本は、昭和57年に刊行されものですが、5年ほど前に
友人から「この本を読め!」と言われ渡された本です。
古い本ですからページをめくると日焼けしてます。
この本の中にも「中庸」という言葉が出てくる。
やはり、中庸に留めることが大事らしい。 オイラにはやはり、無理かなぁ。。。
本書から、
「人望」を育てる九徳とは。
1、寛大だが、しまりがある。
2、柔和だが、事が処理できる。
3、まじめだが、でつっけんどんでない。
4、事を治める能力があるが、慎み深い。
5、おとなしいが、内が強い。
6、正直・率直だが、温和。
7、大まかだが、しっかりしている。
8、剛健だが、内も充実。
9、剛勇だが義(ただ)しい。
逆に不徳とは。
1、こせこせとうるさいくせに、しまりがない。
2、とげとげしいくせに、事が処理できない。
3、不まじめなくせに、尊大で、つっけんどんである。
4、事を治める能力がないくせに、態度だけは居丈高である。
5、粗暴なくせに、気が弱い。
6、率直にものを言わないくせに、内心は冷酷である。
7、何もかも干渉するくせに、全体がつかめない。
8、見たところ弱々しくて、内もからっぽ。
9、気の小さいくせに、こそこそ悪事を働く。
なるほど、
オイラは間違いなく「不徳」だわ。
と、納得させられた本だったのでした。
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