- 2011年11月 5日 10:21
- 日記
6時、空知の空は曇り空。
気温6℃。
「最近の若い者は・・・」
考えてみりゃ、オイラが若い時にも同じことを言われた。
そして、
中年になったオイラも「最近の若い者は・・・」などと感慨る場面もある。
しかし、客観的に自分の若い時と今の若者を比べてみると、
今の若い人達の方がまじめ人が多いと思う。
不況の真っ只中、激化するグローバル競争の中で生まれ育った若者は
オイラの若い時代よりも明らかに厳しい世の中だと思うよ。
便利なようで思いやりの無い不便な世の中でもある。
江戸時代、江戸商人のリーダー達の生活信条として培われた行動哲学
として、江戸しぐさがある。
簡単に言うと、相手を思いやる、相手の気持ちを察した粋なマナーである。
さらに、江戸しぐさにこんな格言がある。
「三つ心、六つ躾、九つ言葉、十二文(ふみ)、十五理(ことわり)で末決まる」
子育てのプロセスは15歳までに完了させるということだ。
3歳までは愛情豊かに育て、6歳までに人として筋の通った躾をし、
9歳までに言葉の基礎を身につけ、12歳までに文章を書き、
15歳までに道理・道徳を持った人として育て上げる。
260年続いた江戸時代の教育は、凄い!の一言である。
徳川家康は、凄い時代を作り上げたものだ。