- 2011年11月14日 18:30
17時30分、本社のデスクで一息ついている。
今日は寒い一日だったが、明日はもっと冷え込み冬日になるらしい。
いよいよ雪が積もるようだ。
本日、女子学生(土木技術者)の面接を行った。
近年の産業界に女性の進出が目立ってきているのは
周知のとおりであるが、建設業界に限っては他産業と比較すると
極端に少ない。
これは、工事現場は男の職場というイメージが強く、肉体的体力など、
荒々しさや危険度合いが高く、女性には向かない職場であると思うからだ。
もっとも女性の立場から考えて見ても条件の厳しい建設業をチョイスする方も
極めて少ないのも事実であろう。
しかし、今の建設業界において、女性の感性や女性の視点こそが、
今まで気が付かなかったことや、見えなかった問題点が見えてくるのではないか。
現場も女性が加わることにより、現場の雰囲気も変わるだろうし、
外部からの見た目も変わるだろう。
よって、世間からの建設業への見方や接し方も変わり、
若い人たちも建設業を志す人が増えであろう。
本日、女子学生の面接をして痛切に感じたことは、
女子の方が男子よりハキハキして社交的であり、成績も優秀な子が多い。
ひょっとして、
建設業界を救い、失いかけている活力源は、女性かもしれない。
と、面接を通じて痛切に感じたのである。