- 2007年6月13日 23:48
今日のの北海道新聞に、公正取引委員会が大手ゼネコン、大成建設、大林組など数社に、
公共工事をめぐり極端な安値で落札し同業他社の市場参入を阻んだとして、独占禁止法違反の恐れがあるとして警告する方針を固めた。と報道されていました。
こちらの記事→→→http://www.hokkaido-np.co.jp/news/society/31746.php
健全な会社経営を度外視した受注は、
「利益は見込まず技術力維持のため・・・」という理由らしいが、これはあくまでも建前であり本音は違うであろうことは察しがつく。
昨年3月に受注したシューパロダム堤体第1期工事は、予定価格約50億8千2百万に対し、23億7千万で落札(46.6%)、
大林組は、シューパロダム骨材製造工事で、予定価格31億1千7百万に対し、17億で落札(54.5%)であった。
建設関係に勤務する人ならば誰もが、絶対にできない金額であることは即わかる。
公共工事は地域のため、そこで暮す人々のため、日本国土のために投資されるものです。 言い換えると人のために作られるものなのです。一個人や一会社のために発注されるものではないはずです。ダンピングは、その大切な部分を無視した行為だと思っています。
Technorati Tags: シューパロダム , ダンピング公正取引委員会 , 大手ゼネコン , 独占禁止法違反
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