- 2007年11月28日 09:15
- 日記
人は、十人十色、百人百様、万人万様といわれるように、
おのおの異なった特質を持ち、異なった価値観を持って
仕事しています。
問題はその特質を生かして、自らが満足し
周囲の人も納得させ且つ人を喜ばすことができるか?
ということを考えることが仕事の本筋であるのだろうと、
ふとした会話から思ったのでした。
ややもすると組織の中で管理する側は、
間違いをおこすことは少ないであろう人間、
言うことをきく便利な人間を重宝しがちになる。
人の伸びしろをどう見るか?非常に難しいことですが、
年齢では区別もしたくない。
背中を押してやるポイントや時期は確かにあるのだろうが、
最終的には個人個人が自らの弱点を知り、
自ら克服すればよいのですが、
弱点には個人的な愛着があるものです。
だから厄介なんだよねえ。
しかし、この愛着も
これもまんざらマイナスではないと思うのですが、
個人の伸びしろを自ら短くしているのは事実でしょう。
「反古典の政治経済学要綱」には、こう書かれています。
第一章保守と進歩(p14から)
「進歩主義とは、唯一の秩序の認識可能性と実現可能性に対するオプティミズムである。理想の秩序状態がおぼろげなものであり、現世で実現される望みが薄いとしても、人間は理想を求めて歩むことができる。ただし、その歩みは人間の本性(能力)の限界の中でしかありえない。そのような生得的限界の中においても、理想への何らかの道が開けると信じることは、人間にとって必要な最小限ぎりぎりのオプティミズムであり、それは信じてよいものである。」
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