- 2008年4月16日 23:06
- 日記
急速な近代経済成長を遂げてきた我が国の
国内格差問題というものを考えてみると、
中央と地方、都市社会と地方社会、工業と商業の
対立的と思える不均衡が発生しているからだと思います。
しかしこれもまた、あたり前と言えばあたり前の現象です。
時代の流れの中で、優位性を発揮して成長す産業が
あるということは、劣勢の産業が存在するということです。
ゆえに、このような差が不安から不満となり、
世の中の安定性を損なう格差社会となっているのが現実です。
近年この格差をより大きく生じさせたのは、
ハッキリ言わせていただくと、
「自民党をぶっ潰す!」と豪語し、一時代を築いた
小泉元総理の構造改革が現在の格差社会を助長したのは
誰もが感じていることだと思います。
市場原理主義には個人的に憧れはありますが、
日本人の魂である相互に依存して助け合いながら生きる
という精神には馴染まず無理があるのかもしれません。
市場原理主義から生じる経済成長と格差社会の問題は
今後も続いていくのでしょうかねぇ。
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