Home > 日記 > 【帝王学「貞観政要」の読み方P55までのまとめ】

【帝王学「貞観政要」の読み方P55までのまとめ】

  • Posted by: ひぐま
  • 2008年5月 7日 23:28
  • 日記

権力の周辺には必ず「阿諛追従の徒」が集まる。

これが「六邪」である。

 

失脚した政治家、経営者、高級官僚職などをみると必ず「六邪」という

「取り巻き」がおり、そのため「十思・九徳」を失い、

「兼聴」でなく「偏信」となり、終わりを全うできない十か条をそのまま行っている。

こういう点では、

人間も社会も、まことに昔と変わらないものだと思わざるを得ない。

「六邪」の言葉は常に耳に楽しく、潜在的願望をくすぐり、

それに耳を傾け続けていれば破滅だとわかっていても、

ついそれだけに耳を傾け、「偏信」となり、「兼聴」を失う。

そして失脚する。

 

帝王学P54より
 「君の明らかなる所以の物は兼聴すればなり、その暗き所以の
  物は偏信すればなり」と。
 兼聴は多くの人の素直な意見に耳を傾け、その中から、これは
 と思う意見を採用すること、兼信は一人の言うことだけを信用
 すること。いわば諸情報、それにもとづく諸判断を耳にすか、
 一方向だけの情報と、それとともに提供される判断だけを信ず
 るか、その違いだけであるという。もっとも、多人数であっても
 それが取りまきのイエス・マンだけなら、これは「偏信」にすぎない。

ブログを書くならBlogWrite

関連エントリー

Comments:0

Comment Form

Trackbacks:0

TrackBack URL for this entry
http://www.sunagonet.co.jp/mt/mt-ik3h4QWwvrQj.cgi/1192
Listed below are links to weblogs that reference
【帝王学「貞観政要」の読み方P55までのまとめ】 from ひぐまの遠吠え2.0

Home > 日記 > 【帝王学「貞観政要」の読み方P55までのまとめ】

Main Site

砂子組 地域と共に

地域と共に

Google Search
Search
Feeds

FeedBurner RSSリーダーで購読する

Mobile Site

Mobile Site

Powered by MT4i

Bookmarks

Tools
Track Word

track feed ひぐまの遠吠え2.0

Return to page top