6時、弱い雨が降っている奈井江町の朝です。
2日つづけての雨、地面に染み込むようにシトシトと降っています。
来週9月2日は高知県で開催される
「三方良しの公共事業改革フォーラムin高知」に参加させていただきます。
そこで昨夜は、パネルディスカッションで議論される事前質問について、
ビールを飲み、ゆらゆらしている脳みそであれこれと考えメモをしてみた。
ディスカッションの議題は、
「ワンレスやCCPMが浸透しないのは何故か?」である。
昨夜のメモをそのままコピペします。
CCPM、ワンレスを表面的に捉えて働きかけるような制度では現実は変わらない。単純にソフトを導入するとか、サバを取った工程を作りました。というだけでもやはり変わらない(人は変わらない)ことは明らかだ。CCPM、ワンレスが浸透しなしとか盛り上がらないという問題の本質は別のところにある。
それは、CCPM工程やワンレスに対する「白々しさ」「緊張感、前向きさの乏しさ」。
前向きになれない人達には総じてこのような感覚を私は覚える。
現場が生き生きするのは人が真剣に現場と向き合い、人と人とが触れ合いコミュニケーションを深め覚悟をもってモノづくりに取り組むところから生まれる。(私はそう思っている)
公共工事というモノづくりは、青空の下で自然環境と向き合い、多くの人と関わり、現地現物を把握したオーダーメイドのモノづくりです。よって、計画通りに進まないのが当たり前の仕事だ。
着工し、つくり上げていくと同時に環境が変化していく。そこで重要なのが、先読みをして多くの人が関与するプロセスが重要になる。現場は、多様で、人が絡むが故のモチベーション的複雑さや、偶然に左右されますが、その中で現場は良いモノづくりを目指し完成に導くことが公共工事の使命だ。
現場はさまざまな制約があるのはあたり前の話。CCPMは完成に導くプロセスを主導するツールであり、ワンレスもまたそのプロセスの中で人に活力を与え、現場を魅力的に結実するカンフル剤的な役目となる。
よって、CCPM、ワンレスは、人材の向上に繋がることを理解できるか否かであるが、それは実際に体験し行動し試行錯誤して初めて納得できることである。人材を育成するプロセス、良いものづくりのプロセスといのうはそういうものだと思う。
公共工事の信頼回復をし、「三方良し」を実現するには、計画とプロセスと向き合い覚悟を決めて取り組むことです。(甘い考えなら無理。早くやめた方がいい。)
とにかくやらなければ何も始まりません。だからみんなで取り組んでやる!
「まずやってみる。身体で覚えないと意味がない」やはり、ここからのスタートだ。
智恵を出し、汗をかいて真剣に取り組んでいると、想像を超えた偶然という力と遭遇し、モチベーションを上げマネジメント志向も高まってくるのを私は感じている。
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