- 2008年12月11日 07:09
6時30分、うす曇り空の奈井江町の朝です。
天気予報によると、今日からは冬型の気候になるようです。
今朝は、CCPMの話。
CCPMの話をしたときに、よく聞くのが、
「理論はわかるけどねぇ。 実際にやるのは難しいなあ。」
とか、
「それは、○○○さんだらできたんだよ。うちは無理。」
とか、
「工程は今まで通りでやっていきたい。変えたくない。」
などの話をよく聞きます。
そんなとき、オイラが話をするのは、
CCPMはそれぞれの会社のスタイルに合わせて活用すればよい。
なぜなら、CCPMは最も可塑性の強い手法だからです。
○○組のCCPM、○○建設のCCPM、がCCPMなのです。
トヨタ生産方式はトヨタだから成功した手法です。
誰もが同じ手法で成功できるものではありません。
よって、我々はそのエッセンスだけを取り入れ、
それぞれに合った手法を生み出せばよいのです。
松下幸之助さんは以下のように言っています。
家康は日本の歴史上最もすぐれた指導者の一人であり、
その考え方なり、業績に学ぶべきものは多々ある。
しかしだからと言って他の人が家康の通りにやったら
うまくいくかというとそうではない。むしろ失敗する場合が多いと思う。
と言うのは、家康のやり方は家康という人にしてはじめて
成功するのであって、家康とはいろいろな意味で持ち味の違う
別の人がやっても、それはうまくいかないものである。
人にはみなそれぞれに違った持ち味がある。
一人として全く同じということはない。
だから偉人のやり方をそのまま真似るというのでなく、
それにヒントを得て自分の持ち味に合わせた
あり方を生み出さねばならないと思う。