- 2009年7月14日 12:12
- 日記
Dr:「麻酔が効いているか確認します。 どうですか?」
オイラ:「はい。感じません」
Dr:「麻酔が効いたようなので、それでははじめます。」
「もし痛ければ言ってください。」
オイラ:「はーい。」
切っているんだろうなという感覚がなんとなく分かる。
カチ、カチとした金属音、その後ひたいが引っ張られるような感覚と
ジリジリ、ジリジリという音と共に、異物を引き離している様子を想像してしまう。
オイラ:「イヤな音ですね。」
Dr:「ガマンしてください」
Dr:「これから奥の操作に入りますので、痛ければ言ってください。」
奥の操作に入ると聞いて、緊張したオイラ。
このとき手術室に音楽が流れていることに初めて気づき、
オイラ:「この音楽は有線ですか?」
看護士:「CDですよ。有線だと思いましたか?」
オイラ:「手術室に有線を引き込んでいるのかなぁ。と思いました。」
流れていたのは中島美嘉さんの歌(曲名は分からない)
オイラ:「中島美嘉さんの歌はいいですよね。誰の趣味ですか?」
看護士:「誰でしょう???」
この間もオイラのひたいは引っ張られるような感覚とジリジリという
イヤな音を出して、Drは切除作業をつづけている。
音楽が中島美嘉から徳永英明の歌になった。(♪一番大事な・・・♪)
オイラ:「矢沢の歌もいいですよねぇ。」
看護士:「矢沢さんじゃなくて、徳永英明さんです。(笑)」
オイラ:「そうそう、徳永、徳永。 オイラ、永ーチャン大好きなんだよね。」
Dr:「ひぐまさん少しお喋りやめてください。 全身麻酔かけますよ。」
看護士:「ふふふ」
オイラ:「はーい。 身体が少し暑くなってきました。」
看護士「毛布を一枚外しますね。」
オイラ:「ありがと。」
臆病者のオイラは、喋っていないと不安だったのです。
そんなこんなで手術は無事に終了。(1時間強で終了)
ありがとうございました。と言ってオイラは手術室を後にしました。
迎えに来ていた外来の看護士さんは、「結構時間がかかりましたね。」
と言われた。
オイラが喋りすぎたので、Drの作業を遅らせたのかもしれません。。。
ごめん。
ちなみに執刀医は、オイラよりずーっと若い美しい女医さんでした。
(マスクをかけていたので、目しか見えませんでしたが。)