- 2010年1月 1日 23:14
除雪して、朝飯(雑煮)を食べて、
初詣(奈井江神社)に行って、おみくじ引いて(中吉)、干支福鈴を買って、
昼飯(蕎麦)食べて、またまた除雪して、夕飯(おせちの残り)を食べた。
それぞれの合間は、読書。
新年最初の読み物は、「人間の運命(五木寛之)」
実はこの本、昨年の11月に読んでおり、再読である。
この本を読みきっても、けっしてポジティブに刺激を受ける内容の書ではないが、
なんとなく、じわ~っと、沁みてくる。
運命とは「宿業」。
よって、いかに運命と向き合い、前向きに生きることの
価値について問いかけてくる書である。
以下、オイラがチェックした本書の一部を紹介。
(P25より)
「宿業(しゅくごう)」とは、その人間をとりまく過去の状況と行動のことだ。
(P52より)
「宿業」という言葉を、「過去業」ととらえれば、
「現在業」と「未来業」という視点が生まれてくる。
私の今の状況や行為は、どれひとつとして過去と無関係でありえないはすだ。
と、すれば、私たちの明日、そして未来は、未来から見た過去、すなわち現在の
行為にかかっている。過去が現在をつくっている、ということは、同時に、現在が
未来をつくる、ということでもある。
私の今日の行動が、明日につながる。そのことは、宿業を「どうにもならないも
の」として受け入れることではなく、現在の選択が未来につながることを意味する。
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