- 2011年4月18日 13:01
5時、青空もところどころに見えるが曇の多い空だ。
気温 1℃。 (寒い!)
先日、札幌で本を購入したときにプチ切れをしたお話。
オイラが購入した本の金額が1990円だった。
車を駐車場に止めていたので、2000円以上購入すると
駐車料金が割引になる。
普通の人間は、駐車割引を諦めるかもしくは、小物を購入して
2000円をクリアーして駐車割引を受けるだろう。
オイラはひねくれ者なので、
店員さんがどんな反応をするかちょっと試してみた。
オイラ
「10円足りないけど、駐車サービスしてください。」
と、お願いしたところ。
店員さん
「申し訳ございませんが、それはできません。」
と、丁重に断られた。
オイラ
「じゃ10円払うからお願いします。」
店員さん
「申し訳ございませんが、他のお客様もいらっしゃるのできません。」
ここであきらめるオイラじゃない。
違うレジの店員さんの所へ行き
オイラ (レシートを見せて)
「1990円で、10円不足してるのだけれど、こっそり駐車サービスして」
店員さん
「申し訳ございませんが、それはできません。」
オイラ
「じゃ返品してください。」
店員さん
「はい。 よろしいですよ。」
と、笑顔で応対してくれた。
見事に教育されているなぁ。 と、感心したが。
ハッキリ言ってバカだなと思ったよ。
もしオイラが書店の店員だったら、絶対に断らずに、
「お客様は特別です。是非またお越しください。」
と言って駐車サービスをするだろう。
経営とは、その時々でルール、マニュアルを超越して信頼を築くものさ。
10円の壁、
店員は、マニュアルを尊重し1990円の売り上げを捨てた。
(ちなみに、オイラはここの書店で毎月6千円くらい購入している。)
これが経営の難しさ、管理の難しさはここある。
管理することで守られるものもあるが、得ることの裏には必ず失うものがある。
何をそこから生むのか?
という感覚を持って仕事と向き合うことが必要だとオイラは思うよ。
10円という小さなことにこだわりすぎだ。
バカはお前だ!
と、言われるかもしれないが、人は有機体で結びついて進んでいるのだよ。
- Newer: 【タイム・イズ・マネー】
- Older: 【公共事業に秘められた可能性】