- 2012年3月16日 10:09
- 日記
オイラが吉本隆明さんを知ったのは、9年前だ。
40歳を過ぎて、遅ればせながら世の中や経済について
興味を抱くようになったときだった。
オイラにとって強烈だったのは、
「経済学は所詮、支配者のための学問である!」
というフレーズだった。
経済学 = 支配者のための仕組み
なぜなら、指導者としての目線で考えられた学問であり、
それを読む一般大衆は、「経済学とはこういうものだ」
と、どこかでだまされてしまう。
ということを論じているのだ。
オイラにとって、強烈だったのは「支配者のための学問」
ではなく、「目線」という考え方であった。
自分の目線、そして、あらゆる立場の人による目線。
「考える」ということは、目線が重要なのかと考えさせらたのでした。
一度、会ってみたかったなあ。
ご眼服をお祈り申し上げます。
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