- 2008年5月13日 18:33
- 日記
北海道建設新聞に掲載されていた記事で、
最近の若者が建設業に入職しない理由、離職する理由の
多くは、「収入の低さ」ということらしい。
厚生労働省の「平成16年野外労働者職種別賃金調査報告」
によると、
21職種計(平均年齢42.8歳)の平均年収額は約361万円。
日本建設業団体連合会の報告書では、
低賃金問題改善の対策として、
「技能労働の細分化・専業化は施工スピードの向上に効果があり、
工期短縮によるコスト縮減に結び付くが、段取り替えが多くなる
ことによって全体の管理コストの増大を招くのが実情だ。
そのため、多能工化によって全体のコストを増やさず、技能労働者
の実労働時間を増やすことで年収増に結び付ける」
と「多能工化」を示しているようです。
確かにそのよな考え方もできるが、多技能を習得し品質を確保する
難しさや、多能工者として対応できる工事物件は限られるように思う。
公共工事で品質を確保し、モノづくりするのはそんな簡単なものではない。
技能工にせよ、技術者にせよ、事務仕事にせよ、自分に合ってるなぁ。
と思える仕事でなければ勝負はできないでしょう。
ゆえに技術は上がらないし、競争力も付いてこないと思う。
収入が低い一番の問題は、
適正な価格で工事を受注できていないことが一番大きな要因なのです。
さらに、高騰する市況資材価格に対応できないことも現実問題
としてある。
今の建設業界は、若い人達が夢を持って飛び込んでみたいという
環境になっていないのが現実です。
正直、ヤバイよ! さあ、どうする。。。
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