- 2008年6月 5日 07:46
今日の目覚めもいつも通り5時。
青空が広がる良い天気になりそうな奈井江町です。
さて、今朝のひぐまの遠吠え話題は、「単品スライド」です。
北海道建設業協会が開発局と道に、単品スライド条項の
適用を、やっと要望してくれたようです。
今の市況単価(特に鋼材、燃料、生コン)の上昇は、
企業努力で対応する域を完全に超えている状況です。
今回の道建協の要望については、
開発局も北海道も、いまの市況に理解を示してくれたようです。
とりあえずは「ホッ」とした気分です。
しかし、
いろいろな難しさもありますから、慎重になるでしょう。
懸念される問題点としては、
開発局の官製談合問題に絡めて、公共工事に単品スライドを
導入することにより、すでに落札した工事価格が上昇することになります。
そうなると、
公共工事に敏感になっている道民がどんな反応をするのか?
ややもすると、マスコミがあおり立て、
公共工事への批判が勢いを増すかもしれません。
ほんと、世間はむずかしい。。。
公共工事のあるべき姿について理解してほしいですね。
つまり、地域のために社会資本を整備する公共工事は、
より良いモノづくりをする上では、適正な価格で取引することが
重要な条件でなくてはいけません。と思うのですが。
地域の安全安心を確保する上では重要な要素なのですが。
ただこの部分だけを言っても理解してもらえないのでしょうね。
とはいえ、
公共工事には、スライド条項は契約に盛り込むべきものだ!
と、声を大にして言わせていただく。
- Newer: 【やはりバカになることは重要だと思うよ。】
- Older: 【3次元現地計測社内教育&自動計測デモ】