- 2007年2月16日 14:42
午前6時起床、奈井江町は晴れ。
今夜は消防団の定例会議がある。
そういえば2005年11月にAEDを使った普通救命講習を修了したころ、CPR(心肺蘇生法)は心臓マッサージ15回に呼気2回と教わったのだが、同年の国際ガイドラインの改定(AHA(アメリカ心臓協会)ガイドライン2005)に伴い日本のガイドラインも見直しが進み、2006年6月に示された日本版救急蘇生ガイドライン(日本版救急蘇生ガイドライン策定小委員会)では、CPRは心臓マッサージ30回に呼気2回へ変わっており、その他にも全体的に従来より手順が簡素化されている。
新ガイドライン【BLS】の主な変更点
北海道室蘭市消防本部では、今年1月からすでに新しい心肺蘇生法~ガイドライン2005を実施している。
http://www.city.muroran.hokkaido.jp/main/org8800/g2005koushuu.html
ではガイドライン2005以前に覚えた方法は間違いなのかっ??うっ…
そうではなくて、「例えば、胸骨圧迫と人工呼吸の回数比が15:2から30:2に変更になりましたが、15回は間違いで30回が正しいのではありません~」とある下記を参照のこと。
救急蘇生ガイドラインに対する考え方
実際にはガイドライン2005対応のAEDの普及に併せて移行しないと混乱するので、消防や赤十字の講習などは比較的ゆっくりとガイドライン2005に移行するのではないかと思っていますが、例えば3月末あたりから出没するであろう都市部の若葉マークのお兄ちゃんお姉ちゃんが、すでに自動車学校でガイドライン2005を修了してきちゃったりするんじゃないかと、妙なジェラシーを感じている今日この頃です。
何かと負けず嫌いな当分団のみなさんには、今日はこのネタをふってみちゃおうかな(笑)
ではまた。
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