午前6時起床、奈井江町の朝は晴れ。
昨日の消防演習の事前訓練は本番に向けた全体リハーサルでした。
本来なら18日の訓練最終日にリハーサルをやる予定だったのですが、明日と明後日の夕方は雨らしいので予定が繰り上がったようです。
ポンプ車操法は1回のリハーサル。
気合いを入れてやりましたが、そのあと容赦ないダメ出し。
「もっと早く走れないの?」って、30代前半と比べられてもねぇ~
そこは人選の段階からわかっていることでしょうに(笑)
まあこの一見不条理な言葉が発されることも、いわゆる伝統?の範疇として想定済みな私。
早い話が慣れちゃったんですけど。
古くからある地域コミュニティの閉じた円環に属しつつ、その構成員の多くがいわゆる商工会員等と重なっていることで互いの本業を交換し、消費や利を循環しあい互いを支えあっていた頃は、そのコミュニティに自らを投じ(贈与)し、あるいは消費をすることは、時間を置いてやがて自らの本業に帰結するある種のビジネスモデル(交換)、であったと思う。
ましてや経営者自らが構成員だったりすると、その意思決定はゆるぎないものだろう。
今でもそれは機能を失ってはいないのだけれど、地方もやはりマクドナルド化が進んでいるし、消費は郊外大型店に流れ、後継者もいないのでどんどん弱くなっている。
なので慢性的な団員不足や高年齢化、で、サラリーマン団員の登場となるわけだが、これが困ったことにその既存のビジネスモデルにはなかなかハマらない。
サラリーマン団員のコミュニティへの贈与と個としての消費は本業(組織)にはなかなかに帰結しない、とすればその立ち居地はなんなのさ?ってことになる。
そこで、「あえて」やっている、となる。
それはそこがパトリであり、そこに立っていることが今の私の「地域と共に」であるからでしかない。
だから組織のことではなく結局自分のこと、なのである。
な~んてことを言ったところで、今日もまた「もっと早く走れないの?」と言われてオイオイと思ったりもするだろうし、二日酔いの理由にもならないような気もするが、「あえて」の感覚を思い返すと多少の不条理も許容できる今日頃ごろである。
ポンプ車操法については今回をもってメインのメンバーとしては卒業(モー娘かっ)らしいし。
それにしても昨日の研修会は良かった。
何か新しいことに関わりたくなる気持ちになった。
それはどうやら自分の好きなことが良いらしい。
う~ん?なんだろう??
ではまた。
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